ボトックス・
ボツリヌストキシン

ボツリヌストキシンとはボツリヌス菌が作り出す毒素（トキシン）を薬として使用する治療です。ボツリヌストキシンには筋肉をある一定期間、弛緩させる作用がありますが、高度な医療施設で製造されるため非常に安全性は高いものです。

ボツリヌス菌が作り出す毒素を薬として使用しますが、ボツリヌス菌そのものは殺菌され取り除かれているため、感染やアレルギーなどは起こす心配がありません。そして実際にそのような事故は起きていないので安心して使用できます。

痛みの感じ方には個人差がありますが、注入時にお痛みを感じることがあります。当院では専用の保冷剤で十分に冷やしてから注入していきますのでご安心ください。

個人差はありますが3〜6ヶ月ほど持続します。筋肉の発達が強い方は早く効果が薄まってきたように感じられる場合があります。

表情ジワの予防の場合は3〜6ヶ月ペースで持続的にお受けください。エラや肩など、筋肉のハリをなくす目的の場合は発達具合によりまずので、ご相談ください。

3日ほどで効果が出始め、1週間ほどで70%、2週間で100%ぐらいのペースで効果を感じてきます。

筋肉の発達の強さの差によって出ることが稀にあります。その場合再注入を行なって左右差を整えることが必要です。注入から10日以内にお越しください。（10日以上経過してから注入すると抗体がつく可能性があります）

抗体がついてしまうリスクがあるため最短でも3ヶ月間隔を空ける必要があります。

直後は針穴を避けていただき、摩擦に気をつけていただければお化粧は可能です。

注入層と目的、間隔が違います。 水光注射は皮膚の浅い層に注入し、皮脂腺の働きを弱め、テカリや化粧崩れを起きにくくするのに対し、医師が直接筋肉に注射する手打ちの場合は筋肉の動きを止めて表情ジワを予防するのが目的です。筋肉に打つ場合は3ヶ月空ける必要があるのに対し、水光注射で導入する場合は1ヶ月間隔でお受けいただけます。これは注入する深さが異なり、それによって分解される速度が違うためです。

不自然にならない程度に注入するのでほとんど違和感はありませんが、ご自身の今までしてきた表情と少し違うのが慣れない方はいらっしゃいます。

適切な部位に適切な単位数を打てば自然な笑顔は保てます。効き具合は熟練した医師が慎重に調整しながら行いますので安心して受診してください。

眼瞼下垂の方は額や眉間に打つと目が重くなることがあるので打てない可能性はあります。重症度によるので、一度ご相談ください。眼瞼下垂の方でもCGスタイラーなどでシワを浅くする手段はございます。